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潮路亭「ダイニング 白石」で使用している器の作者・四日市萬古焼 醉月陶苑さんの酒杯が、伊勢志摩サミットで使われました
- お知らせ
三重の伝統文化を体験していただける敷地内の旅館・「潮路亭」内の「ダイニング白石」では、四日市萬古焼 醉月陶苑さんの器で一部お料理をご用意させていただいています。
醉月陶苑さんは明治33年から続く窯で、醉月陶苑の三代目・清水醉月氏が制作、絵師である清水きし代氏が盛絵を施した酒杯が、伊勢志摩サミットの乾杯で使われました。
日本の伝統柄である桜や、伊勢志摩の海をモチーフとした金・銀彩がとても美しい酒杯です。
出典:外務省ホームページ (http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000160779.pdf)より抜粋
実際にサミットで使われた酒杯のいくつかは、現在醉月陶苑さんが保管されているそうです。
残念ながら同じものを販売される予定は今のところないとのことですが、同じく醉月陶苑さんで作られた紫泥急須とお湯のみを、鳥羽国際ホテルのショップでも取扱いさせていただくことになりました。
「紫泥」と呼ばれる鉄分を多く含む紫泥急須は、使えば使うほどに光沢を増し、鉄分が茶葉の渋みを和らげることによりお茶が美味しく淹れられると古くから親しまれています。
美しさと機能性を兼ね備えた伝統の萬古焼に、ぜひ触れてみてはいかがでしょうか。
■清水 醉月氏
日本工芸会会員。伝統工芸士。昭和51年日本伝統工芸展初入選。(以後入選26回)。平成2年天皇陛下献上、平成11年皇太子殿下献上、平成19年 四日市市産業功労者表彰、平成21年 台湾国立博物館収蔵、平成23年 日本橋三越本店 特選画廊個展、平成23年 四日市市文化功労者表彰、平成27年 三重県文化賞 文化大賞受賞。
■四日市萬古焼 醉月陶苑
http://www.bankoyaki.jp/index.html
■鳥羽国際ホテル ショップ
オーシャンウィング2階 8:00~20:30 (土・祝前日8:00~21:00) 0599-26-3651