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料理コンテスト 本選
- スタッフ日記
月に予選が行われました社内の料理コンテスト。
その本選が3/20に予定通り行われ、各賞が決定しました。
商品力、サプライズ感、味、技術、盛り付け を 審査の項目として採点します。
考案者は、アピールも含め、料理の説明を行います。
予選通過12作品と、敗者復活3作品の合計15作品が出展されました。
中には、力が入りすぎたのか、予選の時の方が良かったという作品もありましたが、皆それぞれに改良されていました。
美味しい。食感が良い。
磨きがかかっている。今日は審査が難しい。
と、総支配人含む3人の審査員から声が上がっていました。
そして、今回、見事受賞しました3作品です。
≪【ルバーブのケーキ】≫ ベーカリースタッフ 小川美和
ルバーブは大きく広がった葉とフキのような太い葉柄からなり、この葉柄の部分を食用とすることができます。ヨーロッパでは、砂糖と煮詰めてジャムにしたり、ジュースにしたり、サラダに加えたりとさまざまな用途で、よく使用されていますがまだ日本ではあまり知られておらず、馴染みも薄いようです。
しかしながらルバーブには、ビタミンと食物繊維が豊富で、美肌効果もあり、お通じもよくなるそうです。薬効もありおなかに良いと言われています。
今回の作品は、ルバーブのジャムの上にホワイトチョコのカスタードクリームと生クリームで、3層に仕上げました。以前、考案者が埼玉県での研修時にこのルバーブを知り、それをヒントに考案しました。
≪【フォアグラの赤ワイン煮と合鴨のミルフィーユ】≫ 潮路亭スタッフ 北村光吉
潮路亭らしい和モダンに仕上げました。フォアグラを赤ワインと砂糖、醤油で味付けしました。
合鴨のロースを和風煮にしました。りんごを白ワインで煮ました。
それを挟んで層にして、ミルフィーユに見立てて仕上げました。
予選では、大根を使用していましたが、りんごの白ワイン煮との相性が良くなかったので、改良しました。それが正解でした。
手前にあります2種のソースで召し上がって頂きます。
熊野みかんのソースと、合鴨ロースの煮汁餡ソースです。
≪【TEKONEシーホーススタイル】≫ 洋食スタッフ 剱山勝晶
漁師が船上で作ったのが発祥といわれている“てこねずし”。
志摩町出身で、小さい頃から食べていて、慣れ親しんでいる郷土料理を洋風にアレンジしました。
地元をリスペクトするという郷土愛から、考案した料理です。
酢飯の代わりに、炊き上げた白御飯を 赤ワインを煮詰め、ビネガー等で味付けをした調味料で混ぜ合わせました。ゴマだれに漬け込んだ伊勢まぐろを上にのせました。
元来、和風の料理を 和風調味料は殆ど使用せず、赤ワインビネガーやバルサミコ酢を使用するなど、洋風に仕立てることに苦労しました。
総支配人からの総評も
『前回よりもバージョンアップして、磨きがかかっている。』とのことでした。
コンテスト会場は、調理スタッフにとって、競い合う場だけでは無く、和洋問わずレシピの情報交換の場でもあり、
お互いを高め合っています。
料理を更に磨き上げて、お客様にご提供させて頂きます。
その日は間近です。どうか楽しみにお待ち下さいませ。